2014年10月13日月曜日

141103 山梨の理想の家のきまり2

巨峰(ぶどう)が4房あったので、ジャムを作ってみようと熟れるまで取っておいたのがもう限界になってきたので、今日ジャムを作ってみました。

正しくは、まだ鍋でグツグツ煮ている最終なのですが、ジャムってただ煮るだけでできるのでしょうか?

まあ、元はそのままでも十分美味しい巨峰なので大丈夫でしょう!


巨峰は大粒なので鍋いっぱいになりました

そしてご覧のとうり、ストーブです。

ここでも何度か書いたような気がしますが、昨年事務所にペレットストーブを入れました。そして、冬に向けて先日掃除をしたので、今日は少し寒いので試運転。

もう薪で火をつけるのもバッチリです。そして半年ぶりに炎が帰ってきました。




昔から薪ストーブのある生活にあこがれてきましたが、煙突の都合から事務所には付けられず、ペレットストーブだと簡単な通気管だけで設置できる事を知ったのが2年前。

検討を重ね、昨シーズン設置したペレットストーブは、想像以上の心地よさで、冬が終わるのが残念なほどでした。

燃料を使って室内を暖めるという基本的な役割だけでなく、炎が見えること、調理ができる事、この2点がプラスされることで、心地よさが何倍にもなるのです。

薪ストーブなら当然両方満たしていますが、事務所に入れたさいかい産業のSUMITAというタイプもペレットストーブでは珍しく調理ができます。(ペレットストーブのほとんどは上で調理はできません)

僕的には、暖房するついでに、炎が見え、調理ができれば合格でなので、最近またよくお目にかかるアラジンの石油ストーブなどでもOKです。

現状の日本では、暖房エネルギーを得るために、はるか遠い国の顔も見えない人から燃料を買って、そのお金がドバイなどの近代的なビルとかに変わったり、テロや内戦の原因の大きな一因になったりしています。

かたや、近くの山からとってきた燃料を、顔の見える人から買って、その事は、山の保全にも一役買うとなると、薪やペレットなどのバイオマス燃料を使うべきであることは言うまでもありません。

ただ、それも設置場所によって多少は変わってきます。仕組みが単純であるため煙や匂いが出たりするので、街中の家が密集した所には不向ではあります。

ボタン一つで、部屋が暖かくなったりお湯が出たりというのは、確かに便利なのですが、その便利さと引き換えに、もっと大切な事を捨ててしまっているのが現代の生活だと思います。

それは、冬寒い日に炎を見ながらストーブで調理をしてみればわかります。


katadesign.org






2014年10月8日水曜日

141008 巨木

前のブログでは書いたことがあるのですが、僕のマイパワースポットは「金峰山」と「河口浅間神社」です。

詳しくは前のブログを見てもらう事にしたいと思いますが、僕は特に「河口浅間神社」の素晴らしい巨木の森の事は、会う人会う人に話をしています。

先日、今度、某会報誌に紹介しようと写真を撮ってきたのですが、あいかわらずの迫力でした。


富士山の世界遺産構成施設に含まれていおるので、昔に比べて人が増え、幹の周りには柵ができていました。



あらためて思うのですが、木は「時間の貯金箱」です。

いったん切ってしまったら元に戻すには同じ時間がかかるので、木を切る際はよくよく考えなければなりません。

材料などとして有効利用するならともかく、「じゃまだから」などいう理由では、よくよく考えてもらいたいと思います。

当然、植える時も将来をよく考える必要があります。

人間は木と共存すべきだと思うのですが、でもでも、それは人間の都合でなかなか難しい。

街路樹などでも、路盤が舗装されているものだから、葉っぱがアスファルトに落ちて掃除しなければならないとか、枝にとまった鳥の糞で汚れるからとかで、無残に枝を切られてしまった場面を目にします。

この単純な現象が共存を妨げているように思います。

紅葉の頃には、舗装面に落ちた葉っぱを掃除してかき集め、それは多分焼却されるのでしょう。手間やお金が掛かりますし、土に戻せば養分になる葉っぱを焼却しているなんて、二重の無駄です。

舗装をしないなんてことはもう無理なので、葉っぱが落ちてもそのままにしておける、スポット公園のような小さな森を街の中に沢山作るしかないのでしょうか?

パリで、ドミニクペローの国立博物館や、ジャンヌーベルのカルティエ財団美術館の緑の使い方を見たときは衝撃を受けましたが、考えてみると両方とも葉っぱのことはあまり気にしなくていいような気がします。

あと先日京都に行って来たのですが、京都はどうだったかな?


伊根の舟屋まで足を延ばしてきました

まとまりのない文章ですが、今日はこのへんで。






2014年10月2日木曜日

141002 捨て場のないゴミ

大規模な建築物は、使用する電力も大きいので、必要によってキューピクルと呼ばれている高圧の受変電施設を設ける事があります。

よく外で見かける、フェンスで囲われた白っぽい大きさ3畳程(もっと大きいやつもありますが)の鉄の箱です。



今現場が動いている改修物件では、設備機器の入れ替えによるキューピクルの改修が必要になり、中に入っているトランス(変圧器)を取り替える事になりました。

新しい物と交換したのですが、そこで問題が発覚しました。


取り換えたトランス 「PCB混入の可能性あり」とのシールが張ってあります。



と言うのも、昔のトランスで使用されているオイルには、PCBと呼ばれるポリ塩化ビフェニルというダイオキシンのような毒素が含まれており、簡単には処分できないそうなのです。

聞いたところ、国の処分に対する方針もまだハッキリしておらず、今のところある処分施設も満杯状態。処分できない場合は、鉄の容器に密閉して各自で保存しておくしかないそうなのです。



アスベストと同じで、安くて使いやすいので昔の電気製品などにも多く使用されており、色々な建物が改修される時代に入った今からは、まだまだたくさんのPCBが出てくるそうなのです。

建物やインフラ施設など、今後数多く改修を日本中でしなければならない時代には入るのに、使われている材料に、やれPCBだアスベストだのと簡単に処分することができず、処分できたとしても莫大な費用がかかる厄介な物質が含まれているとなると、物理的にもコスト的にも日本(いや人類は)どうなってしまうのでしょうか?

考えただけでも恐ろしくなります。




秋ですね。

事務所の上の敷地に栗の木が生えており、秋になると傾斜なので上からたまに栗のイガが転がってきます。

見たとうり持つとトゲでかなり痛いのですが、放っておいてもいずれは土に還ります。

優しい顔して実は怖いPCBと真反対に位置するものです。

240419 新事業

前回からだいぶ間が空いてしまいました。 正月早々地震があって、今度は中東の雲行きが怪しくなって、そしてまだGW前だというのに、夏のような暑い日が出現しています。 先日、七尾まで足を延ばしてみましたが、大倒壊という感じの建物は少ないものの、まだ道路が結構うねっていたりして、地震の凄...