2015年2月27日金曜日

150227 迫りくる危機2b

今回は、前回の続きです。

太陽光発電施設が設置してあるところなんて、山のほんの一部です。

他の部分はどんな感じかなのか、といえば......










こんな感じ。

道路沿いでこんな感じなのですから、奥の方はどんな感じなのでしょう?




「森は命のふるさと」というキーワードを最近やり取りしているのですが、上の写真を見て「命のふるさと」とは間違っても言えません。

でも僕は、もう一方で (¥_¥;) こんな視点でも見ています。

この木を生かせるようにする仕組みと、建築・住宅がコラボできれば最高ですから。









2015年2月24日火曜日

150223 迫りくる危機2a

リフォーム工事の現場を見に行った途中の道の事です。

現場は昇仙峡の近くで、どちらかというと山の中。山道をくねくねと車を走らせていたら、いきなり大規模な太陽光発電施設が目に飛び込んできました。






いつも思うのですが、この手の太陽光発電施設というのは景観を害するという事で規制ができないのでしょうか?

そして、このように資本のある企業などが事業としてやっている大規模な太陽光発電では、太陽光発電を取り付けていない個人から協力金という名目で集めたお金が、大規模な事業者の利益に吸い取られています。

最近はやりの「資本の格差」の広がりに、国が肩入れしているのです。うまいことを言って、国はやはり企業の方を見ているのですね。



ぼくは、個人の住宅に載せる太陽光発電、先程の問題はありますが一歩ゆずって、企業が社屋や工場の屋根に設置する太陽発電には賛成です。

でも、上の写真のような景観を損ね(なおかつ環境を害し)、資本の格差を広げる3重の間違いである大規模な野立ての太陽光発電には反対です。

本当に環境の事、国民の事を考えるなら、国はこのような大規模の施設には「うまみ」を設けず、個人の住宅の太陽光発電を導入しやすく、そしてメリットがあるようにするべきなのです。

ほとんどの住宅に太陽光発電が設置されれば、その地域の人口密度に応じた電力が供給できるようになります。

そして、それでは間に合わない都市は必然的に電気料が高くなり、人口の都市集中の抑制にも貢献するのではないでしょうか?

災害時のリスク集中も避けられます。



日本の自然の美しさは、軽井沢や蓼科の様なブランドにだけあるではありません。

身近な自然が美しく健全に守られ、なおかつ多くの住宅に太陽光発電が取り付けられているのが本当の環境先進国だと思います。

でも、そんな事になると原発が不要になるから困る人たちがいるんでしょうね。



2015年2月15日日曜日

150215 将棋

建物が完成し建て主が引っ越して生活し始めると、今まで頻繁に通った現場には行かなくなります。

工事が終わったのだからそれはあたりまえなのですが、できればたまには顔を出したいと常々思っていてなかなか実現できません。



先日は久しぶりに、以前設計させていただいた民家におじゃましてきました。家具が入ってからキチンとみていなかったのと、あとは将棋をするためです。

建て主のSさんとは打合せの度に将棋を指していたので、「将棋を指しにおいで」という事で半年ぶりでおじゃまして対戦してきました。








本来であれば厚い盤をお持ちなのですが、炬燵の上だったので薄い盤で対戦。

Sさんは僕よりもだいぶ上手で、今まで飛車落ちで勝ったことがあるくらいです。最初は久々という事で平駒で。しかしだんだん負けて、結局2枚落ちでしか勝つことができませんでした。

僕も、素人にしては弱い方ではないと思っているのですが... 



リベンジを誓い、建物の写真を撮らせていただいて帰ってきました。



玄関の土間です

またおじゃまさせていただきます!





2015年2月10日火曜日

150210 建築物は

最近は調査の依頼が増えてきました。

木造の民家などは昔からよくやっていたのですが、最近は木造以外の話もあり、「そういう時代になってきた」ことを身近に感じています。

先日もRCの建物の調査をしてきたのですが、「建築というのは、いつまでも残るものだから、設計者、施工者そして建て主もよくよく考えて建てなければならない」という事をつくづく感じてきました。



じばにゃん


妖怪「無責任」って感じですかね?

2015年2月5日木曜日

150204 昨日は節分

1月中にひとつ締め切りが済み2月に入ったので、今年はもう確定申告の書類作成に手を付けました。

事務所をはじめた当初は暇だったので申告書を初日に出していたのですが、それが近年はだんだん遅くなり、昨年はついに締切の2日前。

今年は慌てないようにと去年から誓っていたのです。



設計事務所の経理はシンプルなので、僕にとって確定申告の書類作成はそれほど苦ではありません。

しかし、そうは言っても慣れない仕事で精神的に疲れていたのでしょうか?先日ホームセンターで観葉植物が無性に欲しくなり、4鉢ほど衝動買いしてしまいました。


日当たりが良く、観葉植物には最高の環境です


周りは木に囲まれているうちの事務所も、改めて観てみると室内には緑が一鉢もありませんでした。

4鉢の緑の効果か、やる気も増してきたような気がします。この勢いで一気に仕上げてしまおうと思います。



ところで昨日は節分で事務所でも豆まきをしました。豆まきでいつも気になる事があるのですが、「福はうち!」で撒いた豆って後どうするのでしょうか?

まとめて食べるわけにもいかないので、いつも捨てていたような気がします。でもそれだと、せかっくの福をみすみす捨ててしまうような気がしていました。

毎年捨てていた福豆ですが、今年は効率的に室内に残しておく方法が見つかりました。そう、観葉植物の鉢に撒いたのです。

室内に福豆も残る上に鉢の栄養にもなる、まさに一石二鳥です。




勝手に思い込んでる「福を呼ぶ観葉植物達」。もっと増えそうな気がします。





231219 気になること

たまに書いている「気になるシリーズ」です。 前からも書いていますが、僕は、建築の設計者として一番(と言うか人として)大切な事は、想像力だと思っています。 若い頃、師匠から「なぜこうなっているのか?、そして自分ならどうするか?常に考えろ!」と言われました。 そのおかげで、建築のみな...