2016年8月26日金曜日

160826 再発見

半月ほど前から、事務所で犬を飼い始めました。

ハナ子。甲斐犬のメスです。

まだ生後3ヶ月過ぎたばかりで訳も分からないようで、毎日楽しく世話しています。



ハナ子が来てから、近所を散歩する機会が劇的に増えました。

散歩をしていると、色々な人に出会ったり、こんな場所があったのかという再発見があったりします。犬との散歩は、新たな発見を与えてくれるとても興味深いことです。



発見の一つに、近所でも古い地区と比較的新しい地区があることが分かったことがあります。

古い地区には、いい雰囲気の石垣があったり、お墓や石仏が並んでいたり、大きな樹があったりします。

道も狭く曲がりくねっていて、もちろん車もほとんど通りません。たまにおばあさんが歩いていたりします。

先日も大きなケヤキの樹を見つけました。




大げさかもしれませんが、ハナ子との出会いが、さらなる新しい世界を開いてくれた感じです。

こんな素敵な場所も発見。フレームの中の黒い犬判りますか?




カタソレのHP → http://katadesign.org


2016年8月17日水曜日

160816 きらめ樹体験

先日、いま各地で話題?のきらめ樹を、次男(ワタル:小3)と体験をしてきました。



きらめ樹とは、いわゆる間伐の一つの手法です。

檜とか杉の皮をこうやって剥いて立ち枯れさせるのです。



樹木というものは、光合成で作られた養分を幹の外周付近を通して根に送るそうで、皮を剥いてしまうと養分が根に送られずに枯れてしまいます。

そのまま放置しておくとそのまま木が自然に乾燥し、8ヶ月ほどで重量が1/3になり、2.1mの長さの一般的な丸太であれば人力で運べるほど軽くなるのです。

そして間伐なのですから、残った樹は今まで以上に陽を受け大きくなることができます。

葉枯しとか、幹に一周切り込みを入れておくなどの皮を剥がないで自然乾燥させる方法もありますが、これだと以前書いたように伐り時が悪いと幹と皮の間に虫が入ってしまいます。

虫も入らない、軽くて持ち出ししやすい、とても合理的なのですが僕が一番感動したのは剥いた直後の幹の美しさです。

いや神々しいと言う方が相応しいかもしれません。子供達も輝く幹に触ったり舐めたりして興味深々でした。



このような、いわゆる間伐を、子供達も楽しめるイベントにしてしまった事は素晴らしいと思います。

ただ、日本の山の問題はこれくらいの事では簡単に解決できないかもしれません。

でも、何もしないよりも一歩前進。

戦後70年かけて荒れてきた山と、人の山との関わりを、今度は70年かけて元に戻す第一歩だと思います。

応援したいと思います。

興味のある方はNPO法人森の蘇りさんのHPを覗いてみてください。



カタソレのHP → http://katadesign.org



240419 新事業

前回からだいぶ間が空いてしまいました。 正月早々地震があって、今度は中東の雲行きが怪しくなって、そしてまだGW前だというのに、夏のような暑い日が出現しています。 先日、七尾まで足を延ばしてみましたが、大倒壊という感じの建物は少ないものの、まだ道路が結構うねっていたりして、地震の凄...