2016年10月24日月曜日

161024 ヒノキの葉っぱ

「ヒノキとスギを見分けられない奴は建築家になるな!

若かりし頃、雑誌に書いてあった藤森照信先生の言葉を読んで、衝撃を受けた記憶があります。

それを特に意識してきたわけでもありませんが、最近は、幹や葉っぱ、そして板からも、この2種類の木を見分けられるようになりました。

建築家を目指す?方のために説明しますと、

幹の肌は杉の方が細かい。
杉の葉っぱはモサモサしている。
ヒノキの板の方がピカッとしている。
ヒノキの葉っぱの裏側には白いYの字模様がある。

です。

ただ、このヒノキのYの字に関しては、スギに対してというよりサワラなどのヒノキの兄弟木に対しての見分け方です。

「木曽五木」って知ってますか?



先日、毎年恒例のおよっちょい祭りの餅まきに使うため、山にヒノキの葉っぱを取りに行ってきました。

白いYの字模様

(どうせ間伐の対象となる)細い樹を3本ほど切り倒し、写真のようなフレッシュな葉っぱを選んできました。



伐る時、僕はいつも斧(ナタ?)とノコギリを使います。

最近は少し慣れ、半分くらいは狙った方向に倒せるようになってきました。

僕が樹を伐るのは趣味と実益を兼ねたこと(それに危ないし)なので、チェーンソーは使いません。

樹を伐ったり運んだりするのは結構体力を使いますし、筋トレにもなる、そして森の中で一心不乱に樹を伐るのは、精神的にも良い影響があると思います。

これを「木こりセラピー」として売り出せば、結構いけるんじゃないかなと思うのですが...



冗談はさておき、この2つの木の見分け方、機会があったら是非試してみてください。






カタソレのHP → http://katadesign.org











2016年10月12日水曜日

161012 日照不足のおかげで

9月はブログを一度も更新しませんでした。

そして今年の9月は、台風がいくつも来たりして、特に後半は晴れの日がほとんどなかったような気がします。

10月になってもまだそれは続いています。

日照不足による農作物への影響も心配ですし、人間にも少なからず影響があると思います。



北欧のインテリアがカラフルなのは、冬の間は外が明るくないので、それを少しでも補うためだと聞いたことがあります。

日照不足のおかげで、冬の北欧の暮らしが気になっていたのでしょうか?

先日訪ねた書店で、こんな本を衝動買いしてしまいました(まあ本は買おうと決めて買うということの方が少ないのですが)。




実は、僕はアールトの建築はほとんど知りませんでしたが、開いてみると素晴らしい建築(住宅)ばかりです。

久しぶりに、写真と図面をよくよく眺めて、その家での(特に冬の)暮らしを想像しています。

フィンランドで本物を体験してみたいものです。




カタソレのHP → http://katadesign.org




231219 気になること

たまに書いている「気になるシリーズ」です。 前からも書いていますが、僕は、建築の設計者として一番(と言うか人として)大切な事は、想像力だと思っています。 若い頃、師匠から「なぜこうなっているのか?、そして自分ならどうするか?常に考えろ!」と言われました。 そのおかげで、建築のみな...