2018年4月13日金曜日

180413 地域の形と地域の色

「建築物が全体の風景の中で、見る人に与える影響は大きい」とだいぶ昔書いたような気がします。

だいぶ昔っていつだ?と思い調べて見たのですが、2008年4月に、前のプラットフォームであるヤフーブログを始めてます。


ちなみに、これが最初のブログです。


https://blogs.yahoo.co.jp/ebizouchan/6916178.html


多分その頃です。




最近は、「ブログを見た」と言われてご連絡頂く方も多くなってきました。


「苦節10年、頑張った甲斐があったな〜」といった感じです。


でもブログを書く本当の恩恵は、アウトプットする為にはインプットがなければならないので、知識をインプットできるということだと思っています。


あと一応、「読んでいただいている方の特になる話題」を書くことを意識しておりますので、今後とも当ブログをよろしくお願いします。




さて話を戻します。


「建築物が全体の風景の中で、見る人に与える影響は大きい」し、建築物は一旦建築されると長い間そこに存在し続けるので、注意?しなければなりません。


前ちょっと書きましたが、今設計中の物件では、甲州の地域の形である切り妻屋根を計画しています。


この屋根の色をどうしようかを悩んでいるのです。


景観条例的にはアースカラーが推奨されるのですが、僕は甲州民家が茅葺だあった頃の風景を知らないので、どちらかと言えばシルバーでも良いかと思っているのです。


シルバーは、茅葺が維持できなくなった民家の屋根に、上からかぶせてしまった鉄板の色で、今残っている茅葺き屋根のほとんどは、そうなっています。


ですから、僕にとっての甲州市の原風景はシルバーの三角屋根の集落なのです。


そんな事を考えながら最近、改めて辺りの風景を眺めています。





事務所からの風景 まだ桃の花が残っています


最近は、実際の写真にモデルを落とし込んで検討もできるのですが、季節によって印象は全く異なりますし、ホント難しいところです。






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