2014年6月18日水曜日

140616 世界遺産と こぴっとしたホテル

先日研修で沖縄に行く機会があり、ついでに学生時代から行きたかった名護市庁舎を訪ねてきました。

那覇から名護まではバスで約2時間です。午後出て翌日の午前中には那覇に戻ってこなければならなりません。外観は翌日朝早起きして訪ねるとしても、なんとか5時までに着かなければ内部をみることはできません。

幸い、バスを降りたすぐのところが庁舎だったので、感動のご対面。そしてギリギリのところで就業時間に間に合いました。



翌朝、海沿いをランしがてら再度ご対面。

建築をみるのは、やはり朝に限ります。特に名護市庁舎は「開かれた庁舎」なので3階のテラスまでどんどん入ることができ、人気のない建物をゆっくり見て回ることができました。



南の海側から。有名な56のシーサー。


同じく海側。スロープで3階まで上がれます。


シーサーの後ろ姿。



陸(街)側を3階のテラスからみる。


内側の中庭?部分。


街側のアサギテラス。海側と街側で表情が全く異なります。



屋根の詳細


手すりの詳細

写真をモノクロにしてみましたが、色が気になる方はググってみて下さい。

今まで幾度となく図面をみたり写真を見たりして想像していたので、驚きとか発見というより、あこがれのスターにやっと会うことができたような印象でした。

四本柱とか、風の道とか、テラスとか一見無駄なようなものが、職員の方の努力もあるのでしょうが、現在の使い方や設備もおおらかに受け入れている感じです。

沖縄という独特の風土から生まれ、時間をかけて育ってきた、生き方のお手本のような、奇跡のような建築でした。

コルビュジェの建物が世界遺産なら、名護も世界遺産だと思います。





2014年6月8日日曜日

140608 衝突防止に

事務所のガラスに、たまに鳥がぶつかってフラフラしています。先日はぶつかって死んでしまった鳥がいました。

できるだけロールスクリーンを下げるようにしていますが、油断して開けているとまた鳥がぶつかってきます。

いくら開放感があって気持ちのいい空間でも、鳥がぶつかるのを目の当たりにするのでは、その気持ち良さなど吹っ飛んでしまいます。

鳥がぶつからないように、よく畑にあるような大きな目玉を吊るそうかとも考えたのですが、それもカッコがよくありません。

こんなことなら、もう少しガラスを少なくするように設計するべきだったと後悔しています。




事務所にマッチした衝突防止策を考えていたら、知り合いがこんなモノを教えてくれました。



レイアウトに、あーでもないこーでもないと30分以上かけてしまいました。


北欧風デザインのシールです。何回も張ったりはがしたりできます。いい感じでしょ!



ネットで買えると思いますので、同じ悩みを抱えている方は是非どうぞ。

140607 田植え

今年も田植えの季節がやってきました。





お米の美味しさの決め手は何と言っても水です。きれいな山の水で育ったお米で炊いたごはんが楽しみです。

ところで、田んぼに水を張ったとたんにカエルがやってきて、夜な夜なゲロゲロやっているのですが、カエルは、いったいどこからやってくるのでしょうか? 毎年不思議に思います。


231219 気になること

たまに書いている「気になるシリーズ」です。 前からも書いていますが、僕は、建築の設計者として一番(と言うか人として)大切な事は、想像力だと思っています。 若い頃、師匠から「なぜこうなっているのか?、そして自分ならどうするか?常に考えろ!」と言われました。 そのおかげで、建築のみな...