2016年3月28日月曜日

160328 タタミ

タタミが入りました。




実は、タタミはそれほど日本人の心ではない、と以前書いたような気がします。

でも、日本人の心であろうとなかろうと、やはり敷きたての匂いは良いものです。

そして、畳の縁はやっぱり栗茶に限ります。



カタソレのHP → http://katadesign.org



2016年3月27日日曜日

160327 太陽熱

以前、太陽光発電の路地置きパネルはイカン!と書きました。

私の主張も虚しく、どんどん増殖してきて、最近は駅から良く見える北側の山の斜面にも出てきました。

日本の山の風景の魅力は、軽井沢などのブランドだけにあるのではありません。

田舎の普通の木の生えている山肌のデコボコした感じが、ホントは素晴らしい魅力であり財産だと思います。

盆地である山梨などは特にそうなのですが、それをみすみすぶっ壊してしまっているのです。



観光客が駅に降り立って太陽光パネルの山肌を見たらどう思うでしょうか?

それ以前に、住んでいる人はどうでしょうか?

僕は山肌の太陽光パネルを見ると、嫌すぎて気分が悪くなってしまいます。



今からでも遅くありません、野立ての太陽光パネルは止めにして、建物の屋根のパネルを推進すべきです!



最近あまりにも嫌なものが目に入ることがあるので、ついつい長くなってしまいましたがここからが本題です。

先日、以前設計させていただいたお宅を訪ねました。


広がりのある玄関、そして中庭にはジューンベリーの木

その家には太陽熱温水器を取り付けたのですが、そのパフォーマンスが素晴らしいのだそうです。

太陽熱温水器で温めたお湯をミキシング(水で薄め)して灯油ボイラーに入れ、そこで温めきれないお湯を、ボイラーで温めるシステム?なのですが、引っ越してから約1年、引っ越し時に入れた200リットルの灯油がまだなくならないそうなのです。

暖房は薪ストーブなので給湯だけなのですが、それでも一度も入れていないなんてアンビリーバボです。

通常の住宅の年間の給湯にかかるコストと導入コストを考えると、4年でラクに元が取れる計算です。

通常太陽光発電は7年で元が取れるとか言います(最近もっと長くなってきたのですが)ので、それだけで比較すると太陽熱温水器は太陽光発電より2倍近く効率が良いということになります。

すごいですね〜

みなさん、太陽熱温水器を是非入れましょう。




カタソレのHP → http://katadesign.org


2016年3月24日木曜日

160324 このプランいかがですか?

最近パソコンを変えました。

以前、調子が悪くなったのを無理して使っていたら、HDがクラッシュしてしまい大変な思いをしたことがあります。

遊びで使っているわけではないので、パソコンがどうにかなってしまうなんて死活問題です。

それ以降は調子が悪い悪くないに関わらず、5年以内に新しいパソコンに買い換えて、古いのをバックアップにするようにしています。



前は、データーの移行がめんどくさかったのですが、最近はクラウド上に上げておけばバックアップもデーターの移行も簡単です。

まったく便利な世の中になったものです。



ところで、データーの移行作業をしていて古いものを見てみたら、昔の計画案が出てきました。


外壁は焼杉と、そうでない杉板です


タイトルは「森のアトリエ」です。





ボツになってしまったものなのですが、これが今見てもワクワクするような楽しいプランなのです。

自分で言うのもなんなのですが…



どなたかこのプラン実現してくれる方いませんか?



カタソレのHP → http://katadesign.org



2016年3月15日火曜日

160315 カラフル

確定申告も終えた先日の日曜日、ワタル(長男:小2)を連れて遊びに行ってきました。

最近は友達と遊ぶ方が楽しいらしく、あまり遊んでくれないのですが、その日は友達が都合が悪いそうで、キープ君である僕に声が掛かったのです。

最近遊ぶ時はプールに行くのですが、その日はさすがに寒かったので山梨県立科学館に行ってきました。



科学館は、「愛宕山こどもの国」として山梨県民に親しまれている敷地の一角にあります。

「こどもの国」は、愛宕山の山頂に遊具があったり科学館があったり、確かプラネタリウムもあったりして子供は1日楽しめる素晴らしい施設で、僕も子供の頃からお世話になっています。



ひとしきり科学館で遊んだ後、遊具エリアに行きました。

なだらかな山の斜面に沿ってたくさんの遊具があり、寒いのもなんのそので沢山の子供達が遊んでいました。




少し古いのですが、こんな感じの遊具が沢山残っています。

最近この手の遊具は、静電気が起きるプラスチック製なのですごく嫌なのですが、そんな事を心配しないで思い切り滑ったりできます。

維持管理されている方のおかげですね。



あと、この色。

やはり子供には原色が似合います。

最近、カラフルでないオシャレな感じの地味?な色の服を着ている子供を見かけますが、子供は原色が似合うなと改めて思い、周りにいた子供達をウォッチングしてしまいました。



建物はどうか?とも考えました。

建物にもビビットでカラフルな色もアリだと思います。例えば柿の葉の紅葉や、冬に咲く椿の花のように。

自然をよくよく観察することが一番の色の勉強ですね。



カタソレのHP → http://katadesign.org


2016年3月12日土曜日

160312 確定申告

もう3月12日です。

今年はまだ確定申告が終わっていないので、この週末でやらねば。

個人事業主なんて言ってますが、所得税、市県民税、事業税、消費税、挙げ句の果てには予定納税なんて、義務とは言うものの大変です。



最近、同じような個人事業主の友人と話しました。

地元の市民税なんかは良いとしても、五輪エンブレムだの訳わからん使い方をされるなら、自分の関心のある団体に寄付でもして、有効に使ってもらったほう良いな、なんてことになりました。


とにかく、まとめねば。


改修工事をしているお寺の床下です

katadesign.org



2016年3月9日水曜日

160309 ビックサイト

ビックサイトで開催されている、建築建材展を見に行ってきました。

今回は出展している、ある業者さんのブースが目当てで行ったのですが、なかなか興味深い話が聞け、足を運んだ甲斐がありました。

ほかにも色々、面白そうなモノがありました。





ただ、面白いのは良いのですが、ついつい欲張って廻ってしまうので、ビックサイトに行くといつも筋肉痛になってしまいます。

疲れた。


katadesign.org




2016年3月5日土曜日

160305 ヒノキ

前々回ここで書いた、大黒柱にするヒノキの皮むきをしました。


必要なのは約5mなので、下の太い部分はカットしました

このような枝が残っているヒノキは、当然材木屋さんにあるはずもなく、山に近くなければ手に入りません。

ちなみに、このヒノキは樹齢120年だそうです。


土場であらかた仕上げて、加工場に運びました

伐り出してきてからだいぶ時間が経っているそうなのですが、一皮剥くと輝くきれいな肌が現われ、そしてとても良い香りがしました。

こうやって実際に削ったりしてみると、ヒノキは見た目、強度、そして香りと、最高の木であることが良く分かります。

個人的には、輝くような肌が恐れ多いような気がして、僕はヒノキはあまり好き?ではありません。

でも、ヒノキは最高の木です。

スサノウノミコトは「ヒノキで神殿を造るように」と言ったそうですが、まったくその通りです。

さらに、「日本の宝は樹木だ」と言ったそうですが、まったくその通りです。






2016年3月2日水曜日

160302 テーブルの天板

先日テーブルの天板を探しに行ってきました。

良い(と言うかスゴイ)のが見つかって、今から楽しみです。





以前、良い家具は、大切に使えば一生どころか永遠に自分を助けてくれる。

車はもとより家にお金を掛けるよりも、家具にお金をかけた方が良いかもしれない。

と書きましたが、材木屋さんの社長さんが同じような事を言っていました。



思って行動すれば、仲間もできるし願いも叶うのです。

嬉しくなってしまいました。



katadesign.org

231219 気になること

たまに書いている「気になるシリーズ」です。 前からも書いていますが、僕は、建築の設計者として一番(と言うか人として)大切な事は、想像力だと思っています。 若い頃、師匠から「なぜこうなっているのか?、そして自分ならどうするか?常に考えろ!」と言われました。 そのおかげで、建築のみな...